11日午後3時5分ごろ、鹿児島県屋久島町の口永良部島の新岳(しんだけ)が噴火した。福岡管区気象台によると、噴煙は高さ3千メートルまで上がり、大きな噴石が火口から約300メートル飛散した。火砕流は確認されていない。噴火は11日午後6時時点でも継続しており、気象台は噴火警戒レベル3(入山規制)を維持するとしている。
噴火は昨年2月2日以来。口永良部島では新岳火口近くの浅い場所を震源とする地震が発生し、昨年10月28日に噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3に引き上げ、火口から2キロの範囲で噴火に伴う噴石や火砕流に警戒を呼びかけていた。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル